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2013年5月26日 (日)

5月26日更新

 何度か書いたことがある気がするけれども,私は下戸である。ビールの一杯も腹に入れると,すぐに頭痛がしてくる。

 飲まないですむものであれば極力飲みたくないと思っているのだけれども,宴会でみんなが飲んでるときに自分だけウーロン茶で押し通せるほど(精神力が)強くもない。
 それどころか,数杯はおかわりやら別の酒やら注文してしまう。あとで苦しくなるのはわかっているのに。

 専門学校に勤めているころは学生とコンパとかあって飲まざるを得ないことも多かったけれども,あれはちょっとツラかった。みんながつぎに来るし。学生は調子に乗るし。自分がつぶれるわけにもいかないし。

 まぁ,数杯でも一応は飲めているわけだから,いわゆる「完全に飲めない体質」というものでもないのだろうな。でもアルコール分解能力はかなり低い気がする。

 これがおいしいならいいのだけれども,酒自体をおいしいと思ったことは,無い。
 カクテルとかチューハイで「これは飲めるな」と思うものもあるけれども,あれはジュースの味みたいなもので,「これにアルコールが入ってなければもっとおいしいだろうな」などとさえ思ったりする。
 なら最初からジュース頼んどけ,という話であるけれども。

 つまりは,私にとって宴席というのは,たいしておいしくもない毒を食らいにいく場なのである。
 酒大好き,という人からすれば「なんともったいない人生であるか」と思うだろうけれども,やはり自分でもそう思う。
 酒をおいしく感じることができていたらもっと楽しいだろうなぁ,とは思っているけれども,体質はしょうがないところなのであるよなぁ。

 ただ困ってしまうのは,そういう場というのがキライではないところなのであるよな。
 みんなが楽しくしている中に身を置くというのは,それ自体が心地いい。絡まれたりするのはイヤだけれども。
 義務というか義理で行く宴会というのは責め苦に等しい(酒好きの人は酒が飲めるというだけでうれしいのだろうな)けれども,そうでない宴会は酒が飲めなくても楽しいのであるよな。

 たまに,酒でなくスイーツで宴会とかやらんかな。そっちなら得意だが。…それもちょっとアレか。

 ということとはいつもながら関係なく,5月26日更新は「とびだす物件」。
 いや物件が3Dになっているわけではありませんが。
http://www.on.rim.or.jp/~makosan/

2013年5月19日 (日)

5月19日更新

 子どもの頃は,ひとつ年が違うとずいぶんと大人に見えたものであるし,それこそホントの大人を見ればもう別種の存在に見えたものであるけれども,いざ自分が歳を重ねてみると,中身などというのはそんなに変わっていないような気がするのであるよな。

 知識やら経験が増えているから,物事への対処の仕方というか「他から見られてそれほど恥ずかしくなく振舞う術」を身につけただけで,心の中で思うことはそんなに変わっていないような気がする。
(わー。この仕事やだ。やりたくねー。ひーん)とか考えても,ホントには泣かないだけで,心で泣いていたりする。子どもの頃から強かった人は心でも泣かないのかもしれないけれども。

 だから,年齢だけ重ねても意外と気持ちはずっと若かったりするのだけれども,身体面ではそうもいかないのであるよな。
 もう20代くらいでも「走ると疲れるー。学生と違うわ。オレももうトシだー」なんて言ったりはするけれども,それはただオトナぶりたいだけの発言であって,ホントにそう思ってるわけではないのだよな。

 ホントにそう思うのは,外見でハッキリと老化がわかるとき。それが何なのかは人によって違うかもしれないけれども,私の場合はシラガであるな。
 私はここまで頭髪にシラガはなかった。ちょっと前から鼻毛にシラガが出てたりしたのだけれども「むしろ鼻毛が目立たなくてよろしい」くらいに考えていた。
 が,先日鏡を見たところ,モミアゲ部分に数本のシラガがハッキリと。

「うわ。なんだこれ。光の加減か?いや違うな。何か糸でも頭についたか?取ってやれ。あれ,取れない。痛い。なに?ホンモノか?髪の毛白いのか?うそ。シラガ?マジか。モミアゲに?あー,そういう人いるよな。モミアゲが白い人。うわ。あんなになるのか。他にもあるか?とりあえず見えないか。でも後頭部真っ白だったらどうする?いやそれはないか。でももう一枚カガミ鏡。カガミないか。よしスマホで。んー,後頭部大丈夫」

 と,一通り狼狽したあとで「んー。そうか。ついに来たか」と思ったのであるよな。心は若いつもりでいても外見で出てしまうと,観念せざるを得ない。
 前にテレビに映ったときも,おじぎして頭頂部が見えて「わ。てっぺん意外と薄いな」と思ったりしたけれども,自分であんまり見えないということもあってそのまま忘れてた。

 しかし人間が生物として生きていく上では,別に髪の毛が白くなる必然性なんて無いと思うのだけれども,それによって老化を自覚させ,相応の生き方をさせようとする生命のメカニズムだったりするんであろうか。もうムリはきかんぞ,というサインか。

 ということで,これからどうしようか検討中。染めるのもアレだし。テクノカットにするかな。いやいや。
 まぁ,シラガよりもまずメタボをなんとかせいという声もありますけれども。

 ということとは毎度関係なく,5月19日更新は「結界物件3」。
 地味な写真のみ。入ってしまえば,閉じた空間というのは心地良いような気もする。
http://www.on.rim.or.jp/~makosan/

2013年5月12日 (日)

5月12日更新

 私はどうも時間を使うのがうまくない。ムダな時間を使ってしまうというか,ムダな時間というのがないと疲れてしまうのだよな。

 たとえば電車など交通機関を乗り継がなければならない場合。乗換えまで2分あるからちょっと急げば間に合う,みたいなときも「んー。間に合うかもしらんけど,20分待って次でいいや」ということで,ホームでボッとしてたりする。

 録画しておいたテレビ番組を観る場合。番組を選択して再生ボタンを押したらCMが長々続いても,スキップはしない。途中のCMも飛ばさずに見る。番組のエンディングが終わったあとも,停止ボタンは押さない。時間がきて再生が停止するまで見ている。CMのないNHKでも最近は番宣みたいなのがけっこうあるけれども,これも見る。
 まぁ,これは私がCM見るのがキライではないからということでもあるのだけど。

 うちの父親なんかはもうとにかくCMを見るのがキライらしく,録画を観るときにはCMになりそうになるとリモコンに手をかける。
 よくわからないのは,CMをスキップしておいて,番組が再開してからトイレに立ったりする。CMスキップせずに行けばいいのにと思うのだけれども,何か美学があるのかもしれない。
 番組本編が終われば,エンディングトークなんかも観ずに終了ボタンを押して,即座に番組消去するし。
 という感じであるから,こういうのは遺伝ではないのだろうなぁ。

 ムダということで言えば,私がもう17年ばかりやっている「ご近所路上観察ファイル」もムダの極みみたいなもんであるよな。
 読んでも何の勉強にもならないし,疑問を解決するでもないし,お店を紹介して地域経済に貢献したりすることもなくダラダラと思ったことを書いているだけであるし。
 前提になる「歩き」にしてもウォーキングのように身体にいい歩き方をしているわけではないしタメになる発見をしたりするわけでもないし。

 こう客観的にみていくとホントに「自分は何をやっているのか。こんなことに時間をつかっているというのは罪悪なんではないのか」と思ってきてしまいそうであるけれども,要は自分がオモシロければそれは自分のタメになっているのであって,そんなオモシロくもないことを20年近くも続けていられるわけがないのであるよな。

 ああ。結局この文章も「自分がオモシロければそれでいい」という,言わずもがなのムダな文章になってしまった。

 ということとはいつもと変わらず関係なく,5月12日更新は「お犬物件」。
 昔は犬のフンなんかその辺にゴロゴロしていたけれどもなぁ。いやもちろん自分の土地にあったらイヤだろうけれども。
http://www.on.rim.or.jp/~makosan/

2013年5月 5日 (日)

5月5日更新

 そんなわけで先週の4月28・29日は東京へ行って来たのだけれども,楽しく過ごすことができたのだよな。

 28日は四谷に宿をとり,スリバチの聖地と呼ばれる(呼ばれてないかもしれんけど)荒木町をぐるぐる3周くらい。
 最近は(元からなのか?)有名スポットになったのか,私の他にも散策しているグループが2組。そして策の池の前に住んでいると思しき子どもが慣れた感じで「池にはスッポンや亀がいる」という情報をわざわざ教えにくる。

 周辺で何か食べようと思ったけれども,この辺の飲食店は休日は休み(当たり前といえば当たり前)だったので,ちょっとガッカリ。
 でも店が休みでも地形は休みではないので,充分堪能できるというのはこの趣味の強みであるよな。強みなのか?

 そのあとも四谷近辺をぶらぶら。あらためて土地の起伏を実感。お岩稲荷なんかも見つけて「ああ。そういえば四谷怪談だもんな」などと逆に思ったりする。

 以前東京に住んでいたときも歩くこと自体は好きだったから,時間のあるときは高円寺ー新宿間を歩いたり新宿ー皇居間を歩いたりはしていたので,もちろん新宿通りの四谷あたりは歩いているしその風景は記憶もあるのだけれども,そこからちょっと入るとこんな地形があってこれだけオモシロいとは思わなかったのだよな。

 翌29日は四谷から歩いて六本木へ。六本木ヒルズで「六本木アートカレッジ」。皆川スリバチ会長や,みうらじゅん師の話を聴く。
 聴きたいものを聴きに行くというのは,やっぱりオモシロい。
 六本木ヒルズというのも,上からの眺望はやはり素晴らしくて,鳥になったようであるのだよな。
 さらに我々にとっては「わぁキレイ」だけではなく「あそこにスリバチが」とかそういう目もあるわけで,より楽しめるようになっているのであるよな。ありがたいありがたい。

 東京方面にはたまに行ってきたいものであるなぁ。今度はいつ行けるか。

 ということとは毎度のことながら関係なく,5月5日更新は「出張物件11」。
 東京行ったり名古屋行ったり,忙しい週だったなぁ。
http://www.on.rim.or.jp/~makosan/

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