4月28日更新
私は集団(ウソ)就職で東京へ出て居住したのだけれども,その期間はおよそ3年だった。
最初は川崎・元住吉にある会社の寮に入ったけれども,通勤も集団生活も疲れたので,数ヶ月で会社近くの杉並・新高円寺の風呂なしアパートに引っ越した。そこでほぼ3年。
その間に昭和が終わったり平成が始まったり(同じか?)東京ドームが出来たりしていたので,もう25年くらい前になるわけなのだよな。
さすがに25年前に3年くらい住んでいたというのでは,「東京に住んでた」と言ってもその頃とはもはや別の世界になっているのだろうなぁ。大江戸線も南北線もなかったし。
いやもちろん新潟に戻ってからも東京へは何度も行っているのだけれども,だいたい行くのは知り合いのいる決まった場所だったり試験会場だったり出張先だったりしたので,自分ひとりで気ままに街をぶらぶらするというのはあんまりなかった。
まぁ,東京に住んでいた頃も,バブル期だったし月の時間外労働250時間くらいになるような仕事であったのであんまりぶらぶらはしていなかったけれども。基本給より残業代の方がはるかに多いこと多数。
第一,まだ路上趣味に完全に目覚めてはいなかったし。やはりネットという発表の場があるかないかというのは大きいことであるな。
ということで,このゴールデンウィーク前半はちょっと東京へ行こうかと。
この文章をアップしたら出かけて,一泊。28日は四谷に宿をとって,午後から近辺をぶらぶら歩き。29日は昼から六本木アートカレッジで皆川スリバチ会長の講座を始めいろいろ受講。
東京へ純粋に遊びに行くのは久しぶりなので,楽しみであるな。
建物とか,物理的にも変わっているだろうけれども,それよりも自分自身の中身が変化していると思うし。
以前は東京の街を歩くといっても地形なんかにはまったく気づかなかったけれども,今はそういうものを楽しむためのソフトウェア(β版)が頭に入ってきているので,昔とは別の世界が見えるような気がするのであるよな。それが楽しみ。
物件を見る目と空間を感じる目は同居しちゃいけないものでもないしな。
それはそれとして新高円寺に住んでた頃によく行った定食屋のオヤジがまだ生きてるかどうかというのも見に行ってみたい気がするけれども,そろそろちょっと怖い気もするし,やめておくか。
…しかし,行こうと思えばいつでも行けるしたかだか2時間で着くところへ行くだけなのに,なんだかちょっとワクワクしているな。もう完全にオノボリさんであるなぁ。
ということとは毎度のことながら関係なく,4月28日更新は「小ネタ物件115」。
愚っていう字は,なんだかホントにオロカな感じがするから不思議だ。。
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