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2013年3月31日 (日)

3月31日更新

 私が持つ一番古い記憶というのは,おそらく2歳か3歳くらいで,当時住んでいた長屋の部屋の仏壇のそばで腰を下ろしてひとりで遊んでいる,というものであるな。留守番中なのか,少し寂しい感情というのも一緒に持っていたように思う。

 次は,友達か兄と一緒に,同じ長屋の細い道の端にある小さな階段を上って広場へ紙芝居を見に行く風景。
 さらに,近くのお寺の松の木のそばで,乳飲料のおまけについてきた,女の子キャラの紙のお面をこっそりつけているところを友達に見つかり「おんな,おんなー」と囃されている場面。泣きそうになりながら「ちがうー」と言って友達を追いかけていたような。

 不思議なのは,その記憶の中の映像には自分自身の姿も入っていることなのだよな。他者の視点で自分を見ている映像。
 仏壇のそばの自分は大人の背丈くらいから見下ろしている感じだし,階段の場面では振り返る自分をうしろから見ているし,友達を追いかけている場面では,自分を正面から見ている。

 だからその辺の記憶映像というのは,あとから「思い出し再生」するときに自分で脚色した映像なのだろうな。子どもの頃は記憶処理がまだ固まっていなくて,色んな要素が記憶の中に入ってきて,それをまた記憶として格納しなおしているのかもしれない。
 まぁそれは大人でも同じで,記憶というのは自分に都合のいいようにある程度書き直されてしまうものなのだろうけど。大人も同じというか,子どものように純粋ではないのだろうな。

 それと別に,みずから「この場面を記憶しておいてみよう」と自分の意思で記憶した光景というのもある。
 小学校4年のときの,木造校舎2階の陽射しのあたる廊下。
 それから,中学2年の部活の際の,階段に座って余りのビン牛乳を飲む高橋クンの姿。

 他にもあったようだけど,今は思い出すのはそれだけ。
 しかし,どちらもなんでそんな場面なのか。特別何かがあったわけでもないのに。よりによって高橋クンか。
 でも,そのどちらにも自分の姿は写りこんでいないのだよな。とりあえず,ちゃんと自分の目をカメラとして記憶処理を制御できたのだろうな。

 子どもの頃の記憶に出てきた長屋は,湊小学校近くに今でもある一角。今歩いても当時の雰囲気はあるような気がするけれども,実際はだいぶ変わっているのだろうな。
 あの頃の映像を記憶でもいいからもっと持っておきたかったけれども,子どもにはムリな話であるよな。
 何十年か後には,今現在の色んな風景も懐かしく思うんであろうか。

 ということとはまったくもって関係なく,3月31日更新は「小ネタ物件114」。
 雪の写ってる写真を夏場に出すわけにもいかないしなぁ。
http://www.on.rim.or.jp/~makosan/

2013年3月24日 (日)

3月24日更新

 以前はだいたい1週間に一度のペースで爪を切っていたのだけれども,最近は2週間でも平気になってきた。というか,1週間だとまだ短くて切りにくいような気がするので,もう少しのびてから切ろうとか思ったりする。
 2週間だと,さすがにちょっとのびすぎてジャマかなと思うのだけれども。

 新陳代謝というのが衰えてきているんであろうか。そのうち,爪なんてのびなくなってきたりするのか。そんなこともないか。
 髪の毛もそのうち生えなくなってきたりとか…。うちはあんまりそういう家系ではないようだけれども。いや,どうだろう。

 でもまぁ,1週間に一度爪を切るというのも,小学校なんかでそんな風にしつけられていただけなのかもしれない。
 先生や保健委員みたいなのが,週に一度,ハンカチやちり紙を持っているか,爪が長くなってないかとか検査したりするから,それにひっかからないように爪切りもしていたような…。
 そうでもなかったか?

 だいたいが,爪なんかそんなにキレイに切っておくべきものなのかという気もするところであるなぁ。
 昔はそんなキレイに切れる爪切りなんていうのもなかっただろうし。昔は削っていたり爪とぎとかしたりしていたんであろうか。

 まぁ,今はキーボードたたいたり画面に指を滑らせたりするから,爪が長いと色々やりにくいこともあるわけで,爪を切る習慣というのがあって正解なのかもしれないけれども。
 でもネイルがどうとかで女の人は長い人もいるよな。あれ,困らないんであろうか。

 いい爪切り欲しいな。三条あたりの製品は良さそうだけれども,あんまり買う機会もないなぁ。ちょっと高いのかもしれないけど,今度買ってみるかな。

 ということとは毎度のことながら関係なく,3月24日更新は「ビックラ物件2」。
 前のビックラ物件っていつの話だったか。13年前だ。
http://www.on.rim.or.jp/~makosan/

2013年3月17日 (日)

3月17日更新

 3月といえば,アレですよ。18日が誕生日ですよ。誰の? もちろん私の。
 いやもう誕生日でいくつになるのか「今平成25年だから昭和88年で…」と数えないとわからんのだけど,それでもなんとか一年生きてきたかと,思える日なのであるよな。

 ぶっちゃければ昭和40年生まれなので,昭和のころは年齢計算が楽だったのだけど,平成になってからは1ステップ計算が増えたのだよな。
 西暦にしても,2000年超えてからは計算難しくなったし。小学生か。
 だいたいが,今が平成何年なのか西暦何年なのか,すぐ出てこなくなっているのだよなぁ。

 そして3月はなんといっても,春がホントに感じられるようになる月だから好きなのであるよな。
 これは太平洋側でしか暮らしたことのない人にはピンとこないかもしれないけれども,地面が常時露出して,お日様が長時間見られるようになるというのは,ホントに待ち遠しいことなのであるよな。

 という具合に,私は3月というのが12ヶ月の中で一番好きなのだけど,いつの頃からか3月に入ると目がかゆくなったりクシャミ連発したり鼻水がたれたりするようになってしまって,少し困る月になってしまったのであるよなぁ。

 まぁ,それほど重い症状ではないから,そういう人たちに比べれば全然たいしたことないのだけれども。
 それでも,不意にバスの中で鼻水がたれてきたりすると,どうしようかと思ってしまう。

 片手で吊り革持って,片手でカバンを持っている(ショルダーバッグであるけれども,バスに乗るときは手で持つ)と両手がふさがっているから,どうにもならない。

 バスが止まったときに吊り革を放してぬぐったとしても,その手でまた吊り革をつかむというのは,後ろの人が見てたりしたらどう思うかとか,考えてしまうのであるよな。
 マスクするなり片手あくようにしてハンカチでも持ってればいいのかもしれないけど,不意におそってきたりするからなぁ。

 しかし,なんで花粉症なんてものになるのか。いろいろ解説はされているけれども,ホントに花粉なのか。
 実は未知の素粒子,ヘックシュ粒子によって平行世界のクシャミ確率が現世界のクシャミ確率に加算され,その結果クシャミが出やすくなるんではないのか。
 いったい何を言っているのか。鼻がたれると,ちょっとアタマ悪くなってくるのれす。たりらりらん。

 ということとはまったくもって関係なく,3月17日更新は「出張物件10」。
 この1年で21回,前日移動だからその日も含めると42日間名古屋にいたのだな。9日に1日は名古屋にいたことになるのれすね。
http://www.on.rim.or.jp/~makosan/

2013年3月10日 (日)

3月10日更新

 前にも何度か書いたような気がするけれども,以前は自分の撮った路上写真はそれを見ると「ああ。あそこの写真だな。あの時はあそこをああ歩いて…」ということがハッキリと思い出せた。明瞭な記憶。

 今でも,昔(と言っても10年15年の話だけれども)撮った写真を見れば,そのときの情景まで思い出せたりする。何の背景もない,文字だけのカンバンの写真であっても。

 それが,最近は先週撮った写真を見て「あら。どこだっけ」というようなことがたまにあったりする。物件にはおおまかな住所を書くので,思い出せないとちょっと悩んだりするのだよな。

 まぁ,そういうトシなんだということなんだろうけれども,意欲というか気持ちの問題もあったりするんであろうかと思うと,ちょっと寂しくなってくる。
 以前のように,ワクワクしながら歩いていないんではないかと,思ってしまったりする。

 いや先日の古信濃川歩きも興奮するほど面白かったし,ひとりで歩いていても,歩きながら「ああ。これが幸せ」と思ったりもするのだけれども。
 ただ,物件の写真を撮るという行為が「はい撮った」みたいな,義務感みたいなものに覆われてしまってはいないかと,ちょっと考えてしまったりするのであるよな。

 …てなことを書きながら「いかん。それ考えてるとドツボにはまるかもしれん」と思ったので,ちょっと思考停止。停止しておいた方がいい思考というのもあるだろうし。

 ということで,単にトシのせいにすることにした。
 トシのせいで記憶力および脳内情報検索力が低下しているということであれば,それを補う方法なりアイテムを導入してやればよいか。

 写真撮った場所を忘れないよう記録できればいいんだから,写真撮るたびにメモしておけばいいのだよな。一番安上がり。…でもちょっとカッコ悪いな。
 歩きながら備忘録的にtwitterなりfacebookに書いていくというのも…メンドくさい。
 黄色いGPSロガーも持ってるけれども,パソコンでリンクさせるのもちょっとメンドくさい。時間ずれるとけっこう場所ずれるし。

 簡単なのはGPSつきのカメラ使うことか。
 カメラ買わなくても,もう全部スマホのカメラを使うということにすればGPS情報も写真に埋め込まれるんだろうし,私の写真なんかはスマホでも十分なんだろうけれども…やっぱりケータイやスマホだと写真撮ってる気分にならんのだよな。

 というところまで書いて,ちょっと安めのカメラを検索してみた。今使ってるのがパナソニックの安いコンデジだから,同じ系統で。

 GPS付きの他に,wi-fi機能つきのカメラというのがあった。カメラでwi-fiなんて何に使うのか,家でデータの転送するくらいかと思ったのだけど,そうか,外でスマホと連携できるのか。
 外でスマホからGPS情報を取得できると。撮った写真をクラウドに送ったりSNSへの投稿もその場でできると。スマホでカメラのシャッターきれると。

 ふむ。私の用途としては面白いかもしれん。カメラ性能としては高くないようだけど,まぁ私の撮る芸術性ナッシングの写真だからな。画質よりも,使えそうな機能優先。
 新製品が出たばかりらしく,型落ちだけどアマゾンで1万3千円弱なら,まぁなんとか…。

 とはいえ,来月車検だしな。車の保険もあるし。
 ビジネスシューズの足裏がまた豪快にはがれたし。自分で修復しようとしてあんまりうまくいかなかったから買わないといかんし。
 腕時計は1日1秒遅れるようになったし。15年くらい使ってるからそろそろ買い換えてもいいタイミングだし。

 んー。カメラは後回しか…? でもしかし。

 ということとは例によって関係なく,3月10日更新は「中へ物件」。
 どちらも,先月の古信濃川歩きの際に見つけた物件。もうひと月たつのか。
http://www.on.rim.or.jp/~makosan/

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